[だが、自分からそれを説明する気も、疑いを向けるオットーに対して弁解する気も起きなかった。シモンとオットーの話に区切りがついたところ>>10で、何も聞いていないふうを装って、談話室へ入る。何か訊ねられたなら反応しただろうが、何もなければシモンに一杯の水を頼んだだろう。]*