[ 膝をついて視線をあわせる魔物>>6を、じっと見る。 ] ……私に触れないで。[ ジークムントが滅びたくないならば、布越しにも触れない方がいい。 少ない言葉はそこまでを説明せず。 「厭わしい」についての否定も足りなかった。 ユーリエは自分で立ち上がる。 少しよろめいたが、さっきより痛みは引いていた。 ]