― 中央平原 歩兵隊 ―
「ここでもまたやることはかわらねーのかよ!」
[騎馬隊>>1:168の存在により、少々息を付けるようになった歩兵隊。しっかりと距離を測りながらも無理攻めもせず忸怩たる思いのまま淡々とではなくグチグチいったり、歌ったり笑ったりしながら過ごしている]
「まだ一度も槍をつきたててねーぞ!俺たちの槍は盾にはえたトゲ抜きかよ!」
「…いつものことだろう」
[皮肉気な百人長の言葉に追随するのは同僚であった。
ある意味よくある、慣れっこともいえることだったのだ。あの時だってそうである]