[闇が、ざわりと魔を──…魔と、その腕の中にある黄金とを包みゆく。僕が手を止める>>2のを見た。僕は、ごく時折ああした妙な動きをする。魔には理解出来ない性質だが、些細なことと放置されてあった。従順に従う風に、目を細める。]ああ。これは”とっておき”だからね。[僕へと応じ、くく。と悦に入った様子で笑う。その場の人間どもの無力を嘲笑う声を声を残して、魔はゆるりと*闇に消えゆく*]