―1日目・PM1:00・第二教場―
[届いていた手紙を見た時点で朝から気分は鬱だった。ぶっちゃけずとも座学は嫌いだ。物凄く苦手だ。
楽しいとは言えない講義の傍聴は、もはや睡魔との闘いでしかなく。ギリギリのところで意識を保っていただけ頑張ったと思う。
霞む意識の中で自分と同じ様子の男>>7が目に入り仲間意識を持った──ことは覚えていたが、語られていた内容は殆ど頭に残らなかった]
っあー……、やっと終わった……。
[教官が出ていったと同時に大きく伸びをして、眠気を振り払う。凝り固まった肩も痛い。周囲に他の合宿生がまだいることなど構わず、緩みきった言動を晒しつつ机にうつ伏した]