[>>9庶民の視線には、特に注意を払わなかった。貧乏くさい庶民は、いつも上流階級を羨む物だからだ。そのまま、執事が貰ってきてくれた毛布にくるまって、ストーブ前の椅子で少しうとうとした。どのくらい経ったかは分からない]……ううっ、お腹が空いたよ。あたくしのパンケーキと紅茶はどこ?[見ると、執事が足元で毛布にくるまって寝て居る。腹が立ったのでつま先で数回蹴った]いつまで寝ているんだい!さっさと起き……え?[ごろんと執事が転がり、仰向けになった]