人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


黒耀狼 ディーク

……ぉー……。
まぁた、やってくれんじゃん。

[一方的な宣告>>#1に、零れた声は低い。
彼の組織が人の話を全く聞かないのは思い知っているが、今回はまたやってくれたなぁ、と。
そんな事を考えていると、どうやら対する女性も似たような心境であるらしく。
先ほどゆらりと揺れていた尾は毛羽立ち、耳はピン、と立っていた。>>9]

ま、なんてかさ。
こーゆー横暴を、突然やらかしてくれる連中だよ、『獣神』ってのは。
なんだっけ、ケモノのカミサマだっけ。
とにかく、そーゆーのを作るために、俺らみたいな獣人を手当たり次第にとっ捕まえようとしてるんだわ。

……俺も、ガキの頃からしょっちゅう追い回されてんだよね。

[その悉くを撃退している、というのは口にはしないが。
吐き捨てるような物言いから、因縁浅からぬ事は伝わるか]

(15) 2017/04/29(Sat) 01:19:42

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