― 深夜/クレイエラの森・狩猟小屋 ―
騎竜、ですか……。
[その言葉>>9に一層表情を険しくするが、知り合いに似た、との言葉を聞けば、一転迷いの表情を浮かべる。
故郷が今まさに戦場になるかもしれない状況の彼を、自分が止める権利などあるのだろうか]
――わかりました。
絶対に、深追いはしないでくださいね。
互いに異常や危険があれば、すぐに連絡を取りましょう。
……いざとなれば、部隊長にも。
[最終手段だとは思いつつも、不安からつい釘刺しのように言ってしまう。
不安でつい俯き、胸元のペンダントをきゅっと握っていた]