[そうして風の音を響かせながら、同時に気配を辿る]……る。[散策するように動く者、何やらおろおろとしている者。各所、人の気配は感じられる。それらが奥地へ踏み込もうとするならば、それを阻むようにひょう、と風が一筋吹き抜ける。*]