[ダーフィの血にまみれた両手で、必死に頭を抱えるも無駄な抵抗に過ぎないのは、幾度となくの経験から分かってる。霞みかける視界にぐらりと身体が傾き、ダーフィの亡骸の傍ら、階段の壁に頽れるように凭れ、意識を手放した。トール>>3やシメオン>>9がやってきたのは、いつだったろう。意識を失った後は勿論、ある間だったとしても、とても気づけるような状態ではなく*]