[じっとファミルを見つめる。アリーセが幽閉されていた塔で何度か見かけたフードの男。顔は見た事がない、声しか聞いた事がない。故に。] ………まあ、いいけどよ。[眼前の人物から生じる印象が丸で違った。状況がそう思わせるのだろうか、それとも別の要因で。どうであれ、自分には関係ないと小さく呟くのみ。]