ソ、マーリュさ…?[伸ばされた手を拒む力はない。言葉とは裏腹に相手が王子でないことを認めれば僅かながら全身に走らせていた力を抜いた] ……ごめんなさい[謝罪の言葉と同時に、露になっていく醜い傷だらけの身体から視線を逸らして、小さく首を振る*]