[ この半年の間と比べれば、ほんの短い間しか離れてはいなかった。けれど、全身に喜びを浮かべて駆けてくるシュテラの姿は、>>13本当に久しぶりに目にするもので、改めて生きて再会したのだという実感が、男の心も揺さぶる ]シュテラ...[ 核を抉り取った左腕は、まだ大きくは動かせず、右腕だけを彼女を迎え入れる形で差し伸べる。彼女を傷付けるだけの刃が、その腕に今は存在しないことが、嬉しい、とそう思った ]