・・・。[声に気付いてこちらに駆け寄り、手をぎゅっと握り締めるリーザを見ていると、胸に痛みが走る。]申し訳ありません。突然誰かにめりーさんを助けてと言われてしまって、伝言を残す暇もなかったものですから。すぐ戻る予定でしたけど、やはりあなたには一言言っておくべきでしたね。もう大丈夫ですよ。一緒にめりーさんを探しにいきましょう。[リーザを安心させるように微笑むと、繋がれた手をそっと握り返した。]