人狼物語−薔薇の下国

502 温室世界の住人たち


作家志望 クララ

 あの、ありがとうございました。
 また、助けて頂いて。

[一通りの作業が済んだ頃、ヴェルナーに改めて礼を言った。
 今日はなんだか頭を下げてばかりだと思いながら]

 ……だんだんと、動ける人も少なくなってしまいますね。

[まるで街全体が眠ってしまうような様相を思い、溜息をひとつ。
 自分が残っていても――という思いから今は目を逸らし。
 せめて出来ることをと思いながら、エルナへ毛布を掛け直す]

 わたしも、早いところ家に向かった方がいいでしょうか……。

[今出来ることが、それ以外に思い付かなくて。
 エルナへの心配を吹っ切るように顔を上げた*]

(14) 2018/06/26(Tue) 22:09:56

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