― 『世界軸』中層 ―
[色々ばたばたとしていた(といっても主に一人で、だが)ものの、食事のための訪問自体は文句はなく。
歩けないから仕方ないとはいえ、抱えたまま……というのには僅かにむう、としていたものの、それはそれ。
歩けない理由を問われるようなら、素直に義体の事と、試練で不調になった事を告げる。
『柱』として同じ務めを果たす相手に隠し事はしたくない、というのと。
自分の在り方が他からどう見えるか知りたい、という気持ちも少なからずあったから]
……ふにぇぃ?
[そんな一時を経た後。
部屋へと送られ、告げられた言葉>>8に、空色はひとつ瞬いた]