[話がゾフィヤ准尉のことに及べば、ぴくりと反応する。
また、胸が痛んだ気がした。]
……今から准尉のお加減も伺いにまいります。
午前中は休息とのことですので、カークさんも「青葉」の部屋の近くではお静かに、ご協力くださいね。
[若干歪ながらも、笑顔と呼ばれる表情は出来ていた、と、思う。
カークは「明星」の部屋で二度寝するらしいので部屋に入る所を見届けて。
中尉は外出中、「佐野」は――と差し掛かった所で、
激しいノックの音>>10に「潮風」の部屋の前まで駆け付ける。]
オズワルドさん!?
お、落ち着いてください。
只今少尉を呼んできます、から……っ
[“疲れてぐっすり眠っているだけかもしれない”
という発想が咄嗟に出ないのは昨夜から続く心臓の痛みのせい*]