[甲板に降りた時、副長の姿はなかった。彼は何処にいるのだろう。]――…報告をしなければ。[生き残ったのは男だけなのだから。男は一度深呼吸すると再度眠る彼らに視線を向けて一礼し、司令部を目指して歩いていった。**]