はなすけどはなさない?……付かず離れずってことでしょうか。[「どういう状態なんですかそれは」と嘆息混じりに付け足して、近づいてきた愛し子を更に招き――…] まあ、放すのはごめんですけどね。[腕の中に収めて、満足そうに微笑んだ。魔王の声>>4が響くのはそんな時だっただろうか]