[アデルの姿>>5を改めて眺めつつ、少し疲れているなと心中で勝手に感想を零す。どうせ食事も碌にとっていないのだろう。まあ、いつものことだが。
まだ残っていたグラタンとスープを皿に乗せ、彼の前に無言で置いた。ついでに隣にプリンもつけておいた]
本当に律儀だな、御前は。
[土産がある、との言葉に何処か呆れたように呟く。ただ、何処か楽しげにも見えるその姿に、少しだけ男も笑った]
ああ、これは。瓶の中で組み立てる奴だな。
[ボトルシップをじっと見つめる。軽く揺らすと、船の模型は泳ぐように動いた]
此処まで精巧なのは初めて見た。