[リーザはさほど時間もかからずに荷物をまとめたようだ>>0:39。6手馴れたものである。
二人分の荷物をソリに乗せるのを見れば、横から手伝ってやる。]
あー、このソリ俺がやったやつだろ?ちったぁ役に立ってんのか?
そろそろこれも小さくなってきたよなァ。
これやった頃はソリに引きずられてるみてぇだったのによ。
[けけ、と揶揄するような笑みを浮かべ。
リーザがもう少し大きくなれば、また新しくそれに見合ったソリをやっても良いな、と思った]
ほれ、行くぞシモン。よっこらせ、と。
[リーザの準備が出来たのを見れば、手を回しずっしりと重いその体を支える。
流石に軍人には劣るものの、そこまでヤワな体というわけでもない。それくらいの筋力はあった。
後をついてくるリーザをちらりと確認すると家を出て宿まで向かう。]