[デッキに着けば、引率の若い女軍人と女性客が何やら話をしているのが聞こえてきた。(>>4>>6)
少し離れた場所で暫く様子を見つめていたが、引率の女軍人が「先生じゃない!」とムキになっている様子を見れば(>>8)]
ふふっ……。
[笑い声が漏れてしまった。
普通にしていれば聞こえる大きさの笑い声だったので、近くに居れば余裕で聞こえていただろう。
慌てて口を塞ぎ、慌てて周囲を見渡せば別の女軍人の姿が其処に見え(>>7)。
黒髪の女軍人に比べると穏やかそうに見えたのもあり、彼女の方へとささっと近寄り]
お疲れさまです。良いお天気で良かったですね。
[他愛もない話で、先程の失態を必死に紛らわそうとしていた。]**