……ふぅ。 こんなでっかい置物見たら、お客さんはびっくりしちゃうかもしれないけど、これ以上は無理さね。 腰が痛くなっちゃったよ、全く……。[やっとの思いで羊をカウンターの横、厨房への扉の傍へ運び終えた。 腰をとんとんと叩く動きは、ブラック珈琲好きな近所の悪ガキに見られていたら、間違いなくおばさん臭い動きだとからかわれていただろう。 一人の時でよかった。]