―第三エリア倉庫―
[さて。誰かは既に来た後だろうか。
血のような赤い花弁>>5:115>>5:162。
凹み、砕かれた壁>>5:164。
酷い戦いの後の中で、目を喰われた青髪が1つ>>5:201。
誰なのか、なんて今更。わかりきっていること。
血の匂いが漂う中ニタリ、と嗤う。
そうか。死んだのか。死んだのか。]
……くく
[愉快。音に漏れるように嗤うがそれよりも。
これだけ花を散らせた相手が気になる。
一先ず今は探そうと、ポケットの中から飴玉を取り出し、口に含んで――吐き捨てた。]
……味がない
[あんなに甘いはずの飴。
それなのに、どうしてか今は味がわからない。
衝動を抑えるために舐めるのに。これじゃあ全然意味がない。]