― アパート1-2号室 ―[ふわり。 ああ、またあの浮遊感だと、咄嗟にシェイの肩をしっかり掴む。]……ここ、は?[飛ばされたのは、少年にとっては見知らぬ部屋。 傍らに相変わらず温もりがあることに安堵するも。]せんぱ、い……っ!?[苦痛の声とともに首筋抑えるシェイに、また先のか?と思いながら、両の腕で抱き寄せ。少しでも痛みが和らぐ様にと、何度もその背を*撫で付けた*。]