[でもその名残のおかげで、誰かが水に飛び込む音も聞き取れた。一度風との同調を切り、深呼吸を一つして] えと、ね。 誰か湖に落ちたみたいだから、みぃ、行ってみる。 全力のあとだと、泳いだりとかも大変かもしれないし。 あ、でも、今度はこっそり。[誰が落ちたかは分かっていないが、競い合っていた片方が先程の二人なのは分かっているから、やはり心配で。 呆れ声の神魔>>7に、そう声をかけた。 踏み込みすぎない約束も忘れずに。再び風を纏って飛び上がる]