人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


独立解放軍副将 マーティン

― サクソー川:橋の北側 ―

 ……ンな?!痛かったか?!
 す、すまん。

[>>3:195 軽く小突いたつもりが、大袈裟に痛がるものだから。
マーティンは彼の傍で取り乱した。
それでも、意識は先程よりも明らかである様子を見て、再び安堵の息をついた。

>>3:196 視線を上げると、軽歩兵たちが南側へ渡ろうと奮戦している。然し、正規軍の勢いも衰えることなく。戦況は未だ拮抗のままであった。
地平線に太陽が隠れ始め、地上を橙色へと染めていく。]

 ――――……。 そうか…

[退陣の宣は、事実上の敗北にも近しい意味だった。
我々の想像以上に正規軍は強かったということだ。
このまま無暗に南側へ行ったとて、州都を落とすだけの兵力は遺されていないだろう。]

(13) 2016/02/19(Fri) 00:48:17

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