[次いで紡がれるのは、己が空へ帰った事によって為せた事への感謝。>>2:+41
それに、朱雀は僅かに目を細める]
……正しき巡り、力の均衡……それを取り戻すことで、叶えられた事があるのならば、喜ばしい事。
もう少し、早く戻れれば、と思わなくもないが……これは、繰り言だな。
[居住まい正した礼の後に向けられた笑みは、繰り言は無用と思わせるもの。
四瑞の均もまた、確たるものである、と十分に感じ取れたから、それ以上の言葉は重ねず]
……では、互いに深き感謝を、で、御相子という奴だな。
[冗談めかした口調で言って、穏やかに笑んだ。]