人狼物語−薔薇の下国

201 異端なるモノの舞踏場


赤銅の射手 ガートルード

― 『舞踏場』間近の路地 ―

……。

[半ばおぼろげな記憶を頼りに路地を走りながら彼女は水晶を思う。
 こちらの言葉に言いよどんだ様子>>10は、その水晶とは対照的に脆く感じられて。
 
 しばらく後、追いかけてきていたはずの足音は逆方向へと遠ざかって行く。]

……先回り狙い、かな。

[音に集中しながら、駆けて。
 路地を抜けた先にシュテラが空けた亀裂が見えた。
 駆けよれば、ぐ、と腕で亀裂を押しやりながら、彼女は身を潜らせた。]

→ 『舞踏場』 ─

(13) 2014/06/05(Thu) 15:42:14

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby