― 翌朝 ―[朝の光が、ひんやりとした森の空気を暖めていく。]うん…わかったよ、大丈夫[まどろむゲルトに>>6そう答えて、頬にキスされれば、お返し、と額に唇を落としただろう。]もたれて良いよ。それとも…膝の方がいい?[ぽんぽん、と自分の脚を叩いて見せた。]そうだね…いつか…[こっそり、みんなの姿を見る位は叶うだろうか。…いつか、行けたらいいな。でも、今は、置いてきた全てのものと引き換えに手に入れた彼の隣だけが、僕の居場所だから*]