人狼物語−薔薇の下国

532 天命昇華


赤虎目石の剣士 イェンス

― 平原 ―

[行動を共にする、との意思を示した後、は、と一つ息を吐き。
倒された時に手放した『龍爪』を拾い、刃を拭って鞘に納めようとして]

 …………。

[ふ、と視線を向けたのは、同じく手放された長柄の刃。
改めて見比べて、やはり似てるな、と思った。
その所以までは、未だ紐解けてはいないけれど]

 ……どっちかが、どっちかを基にした……って感じかね、これ。

[落ちたのは、そんな呟き。
遠い昔に、亡き父が集落の秘宝を基に打ち上げた刃であるとの記憶は未だ、帳の内]

(13) 2020/02/23(Sun) 13:27:14

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