……ふに?連れて帰るって……。[どーやって、と。浮かんだのは素の疑問。なお、運ばれた時の記憶は、熱で朦朧としていたからほとんど残っていない。まだ歩けなかった幼い頃、歳の離れた長兄に抱えられて運ばれていた時の記憶と混濁して、「にーさま、ありがと」とか口走ったりした事も忘却の彼方だ]いやいやいや、そこまでしなくても大丈夫だよ?歩けない、なんて事はないし、腕も休めばすぐに戻るレベルだから。うん、へーき。[別に無理をしているわけではなく、実際にそうだからそれをそのまま告げて]