人狼物語−薔薇の下国

502 温室世界の住人たち


記録の書

『原因不明の病が流行っており、ただいま、その原因を究明しています』
『眠ってしまったひとは、病の可能性があるため眠って治療をしているのです』
『しばらくは色々と不便になるでしょうが、少しの間我慢してください』

 言葉の最後に記されているのは、街の長を示すサイン。
 当の長にあった事は誰にもないけれど。
 彼の人が力ある存在である、という事実だけは、花精たちの意識にある。

 そして貼り紙が見つかるのと前後して、数人の花精が突然眠ってしまった、という知らせが街を駆け巡った。**

(13) 2018/06/20(Wed) 21:19:18

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