[ストレートで淹れられた紅茶のカップをすすめ、 少女がそれを味わうまでを穏やかに見届け]それはよかった。いつもならお嬢様がおやつの時間なのですが、本日はお出かけなされているようですので、少し暇を持て余していたところなのですよ。失礼。私はベネディクト。ベネディクト・ソルともうします。お嬢さんは?[そのお嬢様というものが存在するのかしないのか そもそも特定の人物を指しているのかどうかすら、今は不明であった]