人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


シェーンバルト王国王子 カレル

[そして、カレルは、人々を島に送り届けると、国土奪還にたつことを宣言したのである。]


 今、大地は魔族という野火に焼かれている。
 放っておけば、この地は一本の草木も生えぬ焦土と化すだろう。
 わたしはその野火を消すために立ち上がる。


[呼びかけながら、カレルは、平和だった頃のことを思い出していた。
今、傍らにいる友との出会い、そして、今、ここに居ない者との別れを──**]

(13) 2014/09/12(Fri) 00:03:15

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