人狼物語−薔薇の下国

234 【狐啼き】G1067・1100・1133合同再々戦村【鎌は振り下ろされる】


【幸】微笑んでくれたのは不幸ばかり シモン

[その男は右足を引きずりながら宿に入ってきた。
そして懐からビールを取り出して飲み、一人語り始めた]

人狼神を信仰する異教徒との戦いの最中、流れ弾に当たり右膝を砕かれた。
命に別状は無かったが、戦うことができず退役を余儀なくされた。

それからまともな職に就くことができず、各地をずいぶん彷徨った。

いつ死んだっていい、そう思って生きてきた……。
そんな俺にも一つ気がかりがあった。
故郷に残してきた可愛い妹だ。
妹の為になんとか仕送りをしてやらないといけない。
なけなしの賃金で仕送りは続けたんだ……。

(13) 2014/08/08(Fri) 02:49:38 (kage3526)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby