― バラン討伐戦 ―
これが我への出迎えであるか
[脆く不完全な香る闇の匂いに不快気に黒を基調としてに銀糸で彩られたマントはためかせ、マントの下に纏う白が銀の髪が月光に煌めき闇の中でも堂々とした威容を放つ紛れもなき闇の住人]
無礼者が…貴様のような聖職者崩れが我を見ることも語ることも許さぬ。ただ拝せばよいのだ。
[なによりも冷酷な声が闇に落ちる。眼前の刃>>8を向ける聖職者崩れのものへと傲然とした態度で言い放つ]
本来ならば刃を向けたその罪。命をもって贖わせるところだが…蒙昧なる血親をもった子よ。今の我は機嫌が悪い。
[身から溢れる意思は絶対零度の冷気となりて夜を凍らせる]