― オプティモ西砦付近・海岸 ―[アレクシス・ユレの死をもって、戦いは終息へ向かった。巫女姫への敬慕と指揮官の想いを宿し、できるだけ時間を稼ぐべく戦い続けようとする者もいたが、やがて彼らも武器を落とし、交戦を止めた。可燃物を満載していた旗艦は激しく燃え上がり、戦闘が終わった後も、天高く煙を立ち昇らせていた。]