『無茶すんのは、ある程度は仕方ないと思っちゃいるが……自分の立場を忘れんな』『お前さんはシュタイフェ・ブリーゼの艦長……俺らの『導』なんだからな』……あー……うん。そだね、そーだった。……ごめん。[一転、静かになった口調で綴られた言葉にぽつり、と返すと、副長はやれやれ、と大げさにため息をついた]『……まーったく。 そういうとこは、ほんとに大将そっくりなんだからなぁ』えー。にぃには絶対負けてるよー。[なんて、冗談めかして言いつつ、は、と息を吐いて]