―回想・3日目・PM1:00・食堂―
……君って、絶対敵にまわしたくないタイプ。
[全て筒抜けだったのか、それとも事前に身辺調査でも入っていたのか、随分と意味深な発言>>6を聞けば小さく溜息をついた。正体を隠していたとはいえ、"あの"スムースコート家の者であれば監視で知り得た情報を他言するような男では無いはずだ。しかしそれはそれとして、心底食えない男だとも思う。
パンを食べきり、残りのシチューをスプーンですくって完食すれば、魔法で食器類を浮かせながら席を立って]
でも、さっきの話すごく面白かったよ。
またそういうのあったら聞かせて。
――じゃあね、ヴェルナー。またあとで。
[退屈に殺されるくらいなら裏切られた方がまだ楽しい。
相手の正体を知ってもなお、同期に向ける微笑みと言葉遣いで別れを告げれば、返却口の方へと向かっていった**]