[部屋の外は、少し煙が残っているようではあるが、支障はなかった。時間をおいたことで煙が拡散したか。
階段の下でマレンマの死体を確認する。すでに事切れた彼の身体は冷たく固まっており、ポケットなどを探っても特に得られるものはなかった。カバンのなかも確認するが、なにかの調査資料>>3:45が入っているのみ。]
やはり、階上を確認せねばなるまいか。
[小さく呟くと扉を少しだけ開けてみる。煙は上へと上ったのか、むせるほどではない。だがまだ残っており、上は暗く見通しが効かない。熱気はなくなっているようだ。上の火災は大部分燃え尽きたのだろう。
一通りの確認をし、仮眠室へと戻った。]