……それでは、お願いします。[言いつつ、見上げるのは銀砂の渦の中心、虹色の煌めき宿した仔竜の姿。舞い上がりそちらに向かえば、魔法生物がじゃれついてくるが、その回避はローランドの舵取りにお任せして] ……それでは、ちょっと、行ってきます。 命綱はついてますので、ご心配なく。[虹色の煌めきが目を焼きそうになるぎりぎりの距離まで近づいた辺りで、何でもないような口調でこう言って。唐突に、跳んだ。*]