[兵が来て、亡骸を運ぶと言ったから手伝った。
アイツの盾は小さいからゼファー流に盾に乗せて運ぶのはできなかったけれど、できるだけ丁寧に。
隊長がそう指示したらしい。
一騎打ちで隊長とあれだけやり合ったんだ。
やっぱりすごいやつだったなあ、なんて思い返して。
戦場から外れたところに寝かせて、マントをかけてやった。]
一度、おまえとやり合ってみたかったなぁ。
結構いい勝負になったと思うぜ?
[話しかけて、短い祈りの言葉を投げる。
あとは、振り返らずに駆け出した。
オレも、そろそろ戦場に戻らないと。*]