[ヴェルザンディの死、援軍の到着の後、戦況は義勇軍の有利で進んだ。
敵騎馬隊の頭目も倒れ、配下の騎馬隊は西へと逃げ行く>>2:338。
深追いするのは止めさせた。
彼ら騎馬隊には先日も苦汁を舐めさせられているため、追撃は危険と判断する]
[混戦となっていた戦線も、指揮する人間が斃れた>>2:331ことにより敵軍の統率が崩れ、散り散りに逃げる者も出始めた。
それには可能な限り矢で追撃し、戦場に残る敵は各個撃破で対応する。
レトを始めとする騎馬の活躍もあり、戦場は次第に喧騒が薄れていった。
後に残るのは義勇軍と、この戦いで命を落とした者達の骸のみ]