……フレ、デリカ…?
[震えているアイリの元に、肩を優しく抱いてその身体を包むフレデリカ(>>11)。そうして伝えられる言葉は、アイリの疲弊した心に深く深く染みこんで行き…
―自然とアイリは、フレデリカと繋いでいた手を離し、その手をフレデリカの背中に回して、ぎゅっとしがみ付く様に服を掴んだ。]
……ごめん、ごめん…。
本当に、ごめん…。ごめん…フレデリカ…。
[そして、アイリはフレデリカにただ謝りながら、また涙を流した。
それは、こんな危険な事にフレデリカを巻き込んでしまったという自責の念と…
…それでもフレデリカに寄り掛かってしまった自分の弱さに対しての、涙だった。]