[濡れた銃身から香る硝煙が風に流されていた…。異常に広すぎる青空と異様に近すぎる白い雲。感じるのはさわさわ吹いてる風で倒れてるのは祭壇ちっくな建造物に聳える。子供の頃、密輸ついでの観光旅行で見た様な立派な門的な何か。あっちに桜でこっちに紅葉、むこうは雪積りそっちは蛍が舞う。そんな四季とりどりの不思議な「浮き島」の下で…]