[吹き込んだものは、拒絶することなく染みこんだらしい>>4:406。
そうと知れば、嗤い声を飲み込んで。
船長を守りたいなら、ここでカレンを殺せば守れるぞ?
だから遠慮なく殺して来いよ。
人狼でも何でもない、ただの“仲間”をさあ!
刀を示したが、どうやら必要ないらしい>>4:407。]
……そうか 気を付けていけよ
[俺を心配してくれるなんて、何ておかしいのだろう。
尊敬も、心配も、俺にとってはただのスパイス。
やがて、ゆらゆらと消えていくのを見守れば、ニタリと嗤う。
“次”会うときに心ない、人形のようになっていたら?
そのまま生かしておいてもつまらない。即座に喰ってやるさ。
まだ心があるのなら、残酷な真実を述べて壊してやろう。
――ああ、生きたいというのなら、それを汲んでやってもいい。
手駒はある方がいいし、壊れていくのを見るのも愉しいだろう。
繋がっていた願いが切れた時>>4:406、狂った時計>>4:338はどうなるのか。
今はまだ、観客のまま。*]