[ 庭園につくと栗鼠は好みの木を見つけたのかするりと肩をおりてゆく。それを見送り、ゆるりと歩いて宮殿のほうへ向かうと、不安そうに歩いているのは収容所にずっといた魔物と言われている少女を見かけて>>1 ] どうか、なさいましたか?[ なるべく不安にさせないように笑顔で声をかけた。 ]