人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


トルーンの民 カレル

― 平原南 ―

[気焔吐くゼファーの軽歩兵の猛攻は凄まじい。
1対3の戦いでも覆される場合が多々あった。
ぶつかったゼファーの軽歩兵と義勇兵の数は然して変わらない。
それ故に押し切れぬ場面が続く]

はっ!

[その中でカレルは仲間と共にゼファー兵と渡り合った。
繰り出される槍の切先を左腕の小盾の表面に当て滑らせるようにしながら一歩踏み込む。
低い位置で構えた剣ごと、右肩からぶつかるように突進をかけるが、身体を捻られ狙った腹部を逸らされた。
相手の左脇腹を浅く削った直後、腕を振られ後ろへと弾き飛ばされる。
胸当ての上から強かに打たれ、空いた上半身に槍を振り下ろされるが、振り切られる前に仲間が槍で外へと弾き出した。
打たれた衝撃に咳き込んだ後、別の仲間に支えられ体勢を整えてから、カレルもまたゼファー兵に斬り込んでいく]

(11) 2019/11/08(Fri) 22:34:54

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