制服がこんなに重いものだったなんてな…忘れてたよ。
いつもお疲れ様
[彼女がゴミの星で生を受けたこと…“ガルー”を利用した生物兵器という残酷な実験台にされたこと…そのせいで高い階級を与えられシルバー・メリーに乗ること…
気付けなかったから。
彼女から感じていた暖かさや思いやりの裏に抱える過去に気付けなかったから。
だからそう言えてしまうのだろう]
……楽しみにしてるよ
[優しい笑顔でそう答えるものの、危険種族として追われる身に、それを守れる保証など何処にあるはずもなく
_だから“約束”は出来なかった]